4/29 さらばオリッサ…エアインディアが!!

朝からやってる飯屋があまりないので、屋台で一食。

揚げパンの『タカラ』はなかなかボリュームがある。

具無しのカレーパンみたいだ。

店の兄ちゃんに「カシミールから来たのか?」と聞かれた。

昨日は「マニプールから?」「ネパール?」

と聞かれたし、インドの髪型でこの日焼けだもんなあ…

 

チェックアウトの11:20まで時間があるので、石窟寺院のあるウダヤギリと、カンダギリという丘に行ってみた。

ムスリムのじいちゃんのオートを捕まえたら、何と15ルピー!

安い!!

けっこう遠いのに。

というか、これが現地価格なのかも…

と思っていたら、ブバネーシュワルのオートは乗り合いが普通のようで、途中でどんどん乗せていく。

どの客も、交渉せずに、だいたい10〜15ルピーくらい渡して降りていく。

 

肝心の二つのギリ。両方とも、ジャイナ教の建築物。

まずはウダヤギリに登ってみた。

ナイス植木!

ウダヤギリの麓のアーシュラムの壁画。

オリッサはとにかく『絵』という感じがした。

可愛いくってカラフル。

シーターをさらうラーヴァナの絵。奥の絵も、いいねえ!

この石窟はシンプルで、寝泊まり、修行用の部屋だったのかな。

彫刻が盛り沢山の部屋もあります。

このアーチがいいなあ。でも、中は質素。

動物や植物の彫刻。いきいきしてる!

丘のてっぺんには寺院の跡。どうやら木造建築の寺院が建っていたらしい。

てっぺんで記念撮影。向こうに見えるのがカンダギリ

 

カンダギリにも登った。

カンダギリからウダヤギリを眺めると、変わったものを発見。

怪獣石窟だ!気づかなかった…

 

カンダギリ頂上のジャイナ教寺院。ジャイナ教のお寺は山の頂上に建てる事が多い。

ジャイナ教は当時仏教のライバルなのだけれど、像も仏像に似ている。でも、服を着てないのがジャイナ教。

 

景色が良かったけど、そんなに感動するものはあまりなかったなあ〜

 

いかしたトラックペイント。

 

二つのギリ(山)からホテルに戻り、1時間ほどして、チェックアウトの時間がせまる。

すると、こんなタイミングでウンコがしたくなる。

トイレから出ると、また便意。

トイレから出たら、また便意…の悪夢のループ。

 

ぎりぎり、なんとか便意を振り切ってセーフ!

 

ブバネーシュワルで泊まったホテル ディーパリ インターナショナル。

もっと汚くて暑い部屋もあり、そっちは安い。

 

空港までオートで飛ばす。

 

陸橋にもペインティング。

 

そしてやっとこ空港に着いた。

 

日本で予約して印刷したEチケットを持ってチケットカウンターに行ってみると…

 

「エアインディアはストでキャンセルになりました。中に入ってマネージャーのところに行ってください。」

 

ええーーー!!!???

キャンセルって何!?

さっそくマネージャー部屋に行くと

「何とかするから、少し座って待っててください。」

と女性係員。

 

ベンチに座ってても、チェンナイに行けるのか気が気じゃない。

何度か聞きにいっても「大丈夫だから、待ってて」と言われる。

 

しばらく不安なまま待っていると

「あっちのカウンターに行って急いでチェックインしろ!」

と言われて、ジェットエアウェイズのカウンターを案内された。

 

こうして、13:35発チェンナイ行きの直行便から「14:00発、バンガロール行き、16:45バンガロールからチェンナイ行き」

に変わる事になった。

まるで電車のように、飛行機を乗り換えることになるとは…。

国内なのに。

待ってる時間に食べたチキンロール。

 

さて、バンガロールにはあっという間についた。

機内食もでないくらい!

 

さて、ひさしぶりのバンガロールだ!

空港の様子は…

うおー!!なんだこりゃ!!ピッカピカの新しい空港!!

前に訪れたハイデラバードの空港もピカピカだったけど、ここも凄い。

コルカタの空港は何だったんだ。

と、感動していたけれど、鳥が入ってました。チュンチュン。

 

時間がないけど、飯を!

カルナータカ名物の「ビジベラバト」というおじやのようなご飯。

 

ようやくチェンナイに着き、プリペイドタクシーで予約していたNEW WOOD LAND HOTELへ。

去年も旅行中に会って、今回のイベントの立役者でもある「ちりさん」と待ち合わせもあるのだ。

 

ラッシュアワーで大渋滞のチェンナイ。

まさかの地下鉄工事中の現場があったり、新空港の建設をしていたり、変化が早い。

 

のろのろ走って、無事ホテルにチェクイン。

 

 

ちりさんがフロントに来てくれたので、画材屋さんに連れて行ってもらった。

インドの世界堂

 

「まともな画材屋はここくらい」と言うだけあって、何でも揃う。

絵の具は輸入品で日本と同じくらいの値段だけど、キャンバスや筆は安かった。

 

その後、ホテルのレストラン『クリシュナ』でごはん。

なんだかホっとするタミルめし。

アイスまで!

やっと食べたタミルのミールスは、感動的にうまかった!!!

やっぱこれだよなあ。

 

めしを食ったあと、イベントに来てくれる、ヴァギリというジプシーの研究をしている人類学者の彩子先生が同じホテルにいるので、挨拶してきた。

インドの縁に感謝!!

 

今日は良い部屋だから描き甲斐があるぞ〜!!

描いてから寝ようっと。

 

ではおやすみなさい!!

 

明日は信治くんと合流だ!

 

前回来たときよりも、かなりいい部屋だった!

 

 

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