5/2 モーレツViji先生!!

今日はまだカゼが治らず、ノド鼻の具合が悪い。

しかーし、今日はこの旅の第二のハイライト

タミルのブラーミン料理のスペシャリストで、料理本の著書もたくさんある、Viji Varadarajan先生の料理教室に行くのだ!

 

その前に、明日のマドゥライ行きの切符の予約やなんやかんやがあるのだ。

 

まずホテルのレストランで朝ご飯。

ここは、去年も泊まったChennnai Gateというホテルで、朝ご飯付きなのだ。

ティファンが食べ放題!

うまい!もう、どこで何食ってもうまいぞ!

 

電車の予約をするために、ホテルのすぐ向かいにあるエグモア駅の予約カウンターへ。

しかし、外人窓口はセントラル駅にしかないので、セントッル駅の外人窓口に向かった。

そこにはバックパッカーが順番待ちをしていて、4ヶ月のインドめぐりをしている日本人のカップルと会った。

なかなかの本格バックパッカーっぷりがスバラシイ!

 

その後、ちょっと時間があるので、ジョージタウンの方に歩いてみた。

映画のポスターを撮ってたら、寝てるおっちゃんも写っちゃった。

 

かなり歩いてぶらぶらしてたら、突然の大音響が聞こえた!

行ってみると、なにやらパレードが!

ボーカルやキーボードを乗せた車を先頭に、鼓笛隊、キラキラしたサリーや冠を被った女達

そして見物人の行進がぞろぞろ歩いていた。

DHINESH BANDのみなさん。

かっこいい!

ソウルフル!割れまくった爆音で熱唱!!

二階からも見物してます。

後に続く、鮮やかな女達の行進!

 

ちょこっと動画もどうぞ〜

 

メジャーバンド!!

 

しばらく見物した後は、ホテルに戻ってから料理教室へ

ちりさんと、チョーラシェラトンという大きいホテルの前で待ち合わせして、Viji先生のお家兼スタジオへ。

 

玄関に入ると、挨拶もそこそこに、すでにバターからギーを作っていて、そのままギーの作り方の説明になだれこんだ。

そして、あれよあれよという間に、いつの間にかレッスンがスタート!

Viji先生、モーレツ!!!

 

モーレツな勢いで料理の仕方やスパイスの効果、名前の由来などを教えてくれる。

全部英語だけど、身振り手振りで丁寧に教えてくれるので、目と舌と耳とで体験する。

下準備済みの材料達。サーンバールの豆やウシリの豆は既に煮てあり、ナスも焼いて皮が剥いてある。

先生の友達が、マサラワーラー手ぬぐいを見て大ウケ!!うれしい!ちなみに、この人は歌がうまいらしいです。

素早く、そして熱いレッスンは怒濤のようにすすみます。

先生はパナソニックのファンで、炊飯器とかミキサーは全部パナソニック!

インスタントラッサム

トマトピューレで作り、タマリンドも使わない、トマトスープ状のラッサム。

料理の合間に記念撮影!

アダイの焼き方を真剣に聞くカシマワーラー

これはウシリ(豆のそぼろと野菜の炒めもの)の豆のマッシュ。

ウシリは水に漬ける、似る、蒸す、焼く、炒める と、5回の行程があるのよ!

教えてもらった料理は

・アワルパヤサム(押し米のミルク煮スイーツ)

・プーシャニッカ モール クートゥ(冬瓜のヨーグルト煮)

・インスタントラッサム(タマリンドも、にんにく、しょうが、ダールも使わないラッサム)

・アダイ(未発酵の野菜入りドーサ。チジミにそっくり)

・カプシカム ウシリ(ピーマンと豆そぼろの炒め物)

・サーンバール(具はサンバルオニオンという小粒タマネギ)

・カットリッカ チャトニ(焼き茄子のチャトニ)

・パーガッカー タイル パチャディ(苦瓜とヨーグルトの和え物)

・ジーラガン ミラグ サーダム(ペッパークミンライス)

と、計9種類!!を3時間くらいでドドドーンとレッスン!

ブラーミン料理なので、ニンニクは使っていない。

タマネギもサーンバル用の小タマネギ以外は無使用。

クローブ、カルダモン、シナモンなどのガラムマサラに使うようなスパイスもほとんど使わない。

 

レッスンの後は、作ったものを食べながら談笑。

すっかり元気になった!

いただきまーす!

未熟な小さいマンゴーをまるごと漬けたピックルと

おばあちゃんから伝わったという家伝のマハリ ルート(サルサペリア ルート)という根っこのような野菜をヨーグルトとメティで漬けたピックルを御馳走になった。

これが、香りが良くて酸っぱくて、とてもおいしかった!!

 

最期に授業料を払おうとすると

「いらないわ!あなた達に会えて、私はとてもうれしいの!

これは私からのプレジャーだから!」

と言って、どうしても受け取ってくれない。

さらに、著作の本も3冊もいただいてしまった。

先生!!ありがとうございます!!!日本に帰ってからも作りますね!!!

 

この後、信治くんが、インドに来る前から目をつけていたという、サンスクリット大学前にある楽器屋さんにいった。

ヴィーナがたくさん並んでいて、形がかっこいい!

信治くんがモールシンというインド口琴を買ってたので、おれもついでに買ってみた。

全然音が出ないけど、なんだか楽しい。

楽器屋の前で2人でモールシンを弾いていたら、ぜんぜん音が出ないおれを心配して、道を歩いていたおじいちゃんがジーっと見て

「もっとゆっくり弾きなさい」とアドバイスしてくれた。

ホテルに帰ってマンゴー!

この時期のインドのマンゴーは世界一うまい!!!

 

 

ホテルでちょっと昼寝したら、夜は「イベントの打ち上げだ!」ってことで、ゴージャスに

パークシェラトンというホテルのレストラン『ダクシン』に行ってみた。

すげーーーゴージャスなホテル。

いそいで襟つきのシャツを着て入った。

 

お通しのアッパラムをバリバリ食う信治くんは

レストランにいた日本人の女の子に、普段通り「こんにちはー!」と元気よくあいさつして、無視されてました。

ここは違うの!!身分が違うの!!

このシャツが一張羅!(笑)

これもお通しの、チャトに5種類と、バナナドーサ(おやきに似てる、バナナが入ってて甘い)、パニヤラム(タコなしインドタコ焼き)

おれはまだ体調が芳しくないので、コーリッラッサム(チキンラッサム)と

カイマチョール(カイマライスのチャーハン)味はまったくチャーハン。

信治くんは、ゴーカなノンベジミールス!!!すごい!!

腹一杯で死にそうになって、ホテルに帰って寝ました。

去年も泊まったHOTEL Chennnai Gate

 

 

 

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