4/25 ジャガ様にメロメロ!

日本からネット予約した鉄道切符がちゃんと有効でコルカタからの寝台列車に乗り込んだ。

カルナータカから来た家族と相席で、おれの寝台は上の段。

昨日買ったシタールがとても邪魔だけど、なんとか横になれた。

近くの席で同じように上の段にいた少年と仲良くなったりして

ちゃんと寝れないながらも、きっかり朝7:30くらいにプリーに着いた。

夜行列車がもうそろそろプリーに着く

景色は椰子の木やバナナが増えて、どんどん奇麗になってきた!

 

電車のなかで仲良くなった、はにかみ少年。

 

ところで!

プリーと言えばこのお方!!

ジャガンナート様でございます。

 

プリーはカルカッタとはうってかわって、静かな感じの海辺の町。

のんびりしててバックパッカー向けの宿が多いとこは、マハーバリプラムにも似てる。

 

ブラブラ歩いて、宿の集まるChakra Tirhaロード(C.T.ロード)に来た。

安くていい感じのホテルがたくさんある。

その中で、WIFIが使えてしかも奇麗。

さらに両替、観光案内、インターネットカフェなどなどが全て揃ったいかした宿を発見。

宿の名前は『ガンダーラ』で、オーナーは奥さんが日本人らしくて、日本語ペラペラというベタさ!!

でも、そのオーナー、明日は日本に行っちゃうらしい。

すごいホテルだぜ!

部屋からの眺めも美しいねえ〜!

いい部屋だねえ〜!ACは無いけど、部屋代650ルピー+WIFI1日200ルピーで、850ルピー!

お客はほぼ全員欧米人だ。

まだ日本人はプリーで見かけていないけれど、有名なバックパッカーの沈没地だけあって、日本語を喋る人もけっこう多い。

 

荷物を置いたら、すぐ近くのビーチに行ってみた。

 

波が激しくてちょっと怖いけど、とても美しい!

歩いていたら、ラクダや犬もやってきた。

 

悪いクセで、やたら歩きすぎて、うんこエリアに行ってしまった。

汚いので、急いで道に戻った。

 

オリッサに来たからには、何かオリッサ料理が食いたい!

それならば寺院の近くに行けばあるんじゃないの?

ってことで、オートでジャガンナート寺院へ。

おっと、ジャガンナート寺院が見えてきたぞ。

あのピンクの建物が入り口。

ジャガンナート寺院は異教徒立ち入り禁止なので、近くまで行ってみた。

でっかいし、ピンクだ。

よく中を見てみると、壁にあの丸い目玉が描いてあった。(この写真だとわからないけど…)

 

寺院の周りはお土産屋がずらーっと並び、牛もいっぱいいるし、猿もいるし、物乞いもいっぱい。

ジャガンナート寺院の中に入れないので、周辺を歩いてみた。

どこからも、ジャガンナート寺院のでっかい塔がどーんと見える。

こんなカラフルで小さい祠もよくある。

中を覗き込んでみると…

あ!ジャガ様!

かわいい…

ここの名物らしいお菓子のお店。

大きなお寺の周りには小さなお寺も集まってる。

それにしてもプリーのお寺は造形が一際ユニーク!

色も形も最高!!

ハヌマーンとシヴァファミリー、シヴァの熱心な信者で足が三本あるブルンギ(シヴァに三本足にさせられた)の像。

これも、いいなあ〜!夢に出そうだ。

最初、ガルーダかと思ったけど、どうやら違うみたい。

プリーでしか見た事が無いけど、何と言う神様なんだろ?

マーケットになっている建物。

ベンガルの寺院のようなまるっこいやねが付いてる。

牛様がまさに祠の前に。

牛様がゴミを漁っておられます。

横からみたジャガンナート寺院

寺院の中には入れなかったけれど、オープンにジャガ様を祀っているところもあった。

やっぱりジャガ様いいなあ。

ちなみにジャガンナートは右の黒い神様で、左の白いのは兄弟のパララーマ、真ん中の黄色いのは妹のスバドラーといいます。

入り口はいくつかあって、これは南門。馬の像がカッコいい!

ちなみに、この向かいの建物には「政府公認麻薬ショップ』の窓口がありますが。

今はもうやってません。昔はプリーの名物だったみたいだけど…

あの謎の神様がここにも!それにしても、不思議な姿形。

武器をたくさん持ってるし、強そうだ。

そして、巨大ハヌマーン様もいらっしゃいました。

ボカーンとでっかいです。

ジャガンナートは木とふかーい関係があるようです。

6月には巨大山車祭り『ラタ・ジャートラ』があるので、それに使う丸太らしい。

 

 

プリーに来た目的の一つ『伝統民族画パッタチットラの絵描きに会う』を達成するため

土産屋を片っ端から覗き込み、寺の周りをどんどん歩いていたら、海の見えるお寺があった。

 

そして、何だかやたらとモクモク煙が出てる。

なんだろう?護摩でも炊いているのかな?

と覗いてみたら…

 

人を焼いてました。

 

ああ、火葬場だったのか。

 

すぐ近くにホテルやレストランがあるところで人を焼いている。

なんだかこの感じ、あっけらかんと死が身近にある感じと

コルカタのカーリーやプリーのジャガンナートの感じが、同じように感じる。

激しくインドっぽいなあ。

 

まるでターリーやミールスのようだ。

何でもかんでも混ぜて、ごちゃごちゃにして食ってしまう。

おかわり自由の食べ放題だ。

 

とにかく大声で振り向かせないと始まらない。

だから婆ちゃんは年季の入った大声で振り返らせる。

 

 

 

結婚パレードのためのバンド。

一つ一つの鳥小屋みたいな車にミュージシャンが1人ずつ入ってる。

この道では、バンドを頼む窓口なんかもあった。

おめでとうー!

花婿が来ました。

花嫁はまた別の車でやってきて、結婚式場に行くみたい。

 

 

またもや飲まず食わずで疲れたので、ちょっとラッシーでも

ラッシー屋のおやじさん。

ラッシーの上に、粉々にしたビスケットがトッピングしてある。

これ、うまいんだあ!コルカタでもプリーでも、甘いものがとにかくうまい!

 

腹減りも限界なので、一際目立つ『Pure Veg』と大きく書いてある『Grand Restaurant』というレストランに入った。

メニューを眺めたら、ターリーのコーナーに

『Dahi Pakhola Thali(Odissi Speciality)』

というのがあったので、これに決めた!

すると店員がなにやらニヤニヤ「これでいいの?」「本当に良いの?」

と聞いてくる。

「いい!!」と行って待ってみると、思いも寄らぬものが出てきた。

ドカーン!!

丼にいろんなおかずを入れて食べる。

宮崎の冷や汁みたいで、暑いインドの夏にはピッタリ。

サラサラっと食べるが、かなりでっかい丼なので腹がパンパンになる。

歯ごたえのあるカリっとした揚げ物や、炒め物など、いろんなものを混ぜるとこれまたウマい!

こんなにデカイ丼だけど、美人のマダムや若い女子もばくばく食べてた。

 

 

 

ごはんを食べてからしばらく歩き、パッタチットラのお店がやっと見つかった。

パッタチットラ

お!ここは!

 

パッタチットラ

お店のみなさん。

このお母さんの息子が画家で、タイミング悪く外出中。

飾ってある絵を見せてもらった。

パッタチットラ

よく売ってるジャガンナート像も作ってる。やっぱり木と関係が深いなあ。

パッタチットラ

おお!これだ!ヴィシュヌ神の十化身の絵。

細かくて、色鮮やかで、なんとも魅力的。

パッタチットラ

入り口に書いてあったジャガ様。

このお店だけでなく、プリーでは至る所にジャガ様の絵が描いてあって楽しい。

 

 

 

しかし、絵描きには会えなかったし、町の中にはあまりパッタチットラのお店も見つからなかった。

あとで調べて、明日は画家の集まるところに行こう!

 

ホテルからの夕焼け。

インドで初めてWIFIつなげて、日本の嫁さんや友達とスカイプで話したりした。

 

そして、夜は近くのレストランで魚のターリー(定食)

プリーやマハーバリプラムみたいな、外人が集まるピースな雰囲気の場所ではなかなか地元の料理は食べれない。

シーフードの焼いたのやら、ハンバーガーやピザなんかが人気なんだけど、ターリーを頼むと現地っぽいのが出てくる。

ここの魚ターリーも、そんな感じ。

コルカタで食べたベンガル料理に近い味。

やっぱ魚がうまい!

 

あとは、シタールに色塗ったりなんだりしました。

もう眠いので、ねまーす!(AM1:00)

 

バタンキュ〜〜〜〜!!

 

 

 

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