5/4 『高級疲れ!』 チェンナイ

朝起きて、またもやアイヤナールで朝ご飯

お!きょうはイディヤッパンもあるね!(右下の、極細の麺の固まったみたいなの)

ちっちゃいワダが可愛いなあ。

 

最終日だし、今までに泊まった事の無いような超高級ホテルを体験してみよう!

ということで、超高級ホテル(といっても、タージほどではない…)の5つ星ホテル

レジデンシータワー』にとまってみました。

ココは去年の旅行の最終日にレストランだけ寄ったのだけれど、まさか泊まる事になるとは…

 

今までのホテルはRs.1000前後の中級ホテルだったけど、5つ星ともなると値段も超高級!

なんとダブルの部屋で

Rs.5700!!

ふつうのレストランのミールス約1500回分!!

毎日一回ミールス食って約4年分!!

アレッピーのハウスボートよりは安いけど、泊まるだけでRs.5700とは…

しかし、タージなんかだとこの倍以上はするので、ここが最高というワケでもない…

Rs.100以下のホテルからRs.5000以上のホテルまであるところがまた、インドらしいなあ。

ちなみに、最高級ホテルのふもとには、物乞いの人達がいました。

複雑な気分…

 

ホテルの場所がTナガルにあるので、今日もTナガルをうろうろ。

Tナガルといえばこれ!という風景。ハデな造花屋さん。

じつは一個買っちゃいました。

そしてTナガルの有名なホームセンター『ラトナストア』

1Fはステンレス食器のコーナー。

ギラギラピカピカで見渡す限り銀色!!

上の階はそれぞれ家電が売ってたり、鍋や鉄板、フライパンの階があったり

とにかく凄い品揃え。

 

ここTナガルは店がいっぱいあるので、お金が集まる。

その分物乞いの人達も多くて、超高級ホテルに泊まってしまった事で

ナゼかヒジョーに後ろめたい気持ちになってしまう。

高級ホテルに泊まっていようが、安宿に泊まっていようが

外国からお金持って来た遊び人には違いないんだけど…

 

しかし、この超高級ホテル、たしかに静かでキレイでゴージャス。

なんだこの廊下!!しかも右手には吹き抜けがあって、観葉植物は植わってるわ、壁画は描いてあるわ!

 

サービスもいいし、快適なはずなのに、ナゼかちょっと薄汚れたうるさい宿が恋しくなってきちゃう…

そうかー。たしかに、ホテルなんて寝っ転がったりするときだけの場所で

ほとんどの時間は外で散歩したりしてるんだから、ホテルが変わっても、そんなに変わらないんだなあ。

だったら、まあまあのホテルの方が、気楽で自分にはちょうどいいんだなあ〜っと思ってしまった。

 

でも!こんなことも高級ホテルに泊まってみなきゃわからなかったので、泊まって良かった!

何事も経験だな!

 

ちなみに、今回の旅行で一番のホテルは…

ジョンソンさんの民宿Rs.650に決定!

宿は値段じゃない!おもしろさだ!

 

さすが高級ホテル!絵を描くのも気合いが入る。

 

高いホテルに泊まったし、こうなりゃヤケクソだ!

ってことで、昼飯はチェンナイ最高とも言われるホテル『タージコロマンデル

の『サザンスパイス』に行ってみた。

行ってみたのはいいけれど、外観のあまりのすごさにビビる。

豪華すぎる…

勇気を出して入ってみた。

ロビーも通路もくまなくゴージャスというか、品のいい高級感!

飾ってある絵はベタベタのインド絵とかじゃなくて、抽象画。

 

そしてサザンスパイス!

店の中でムリダンガムの生演奏があるよ。

一角でドーサとかアッパムつくってるよ。

 

いろいろメニューがあるなかで、2人ともベジタリアンターリーを注文。

お皿が銀!!

最初に各種チャトニとラッサムと、パパドの盛り合わせがでてきた。

そしてミールスがドーン!

ま、まぶしい!!

真ん中のパロタを食べたら、アッパムやドーサも選べて、いくらでもおかわりできる。

これを客席の一角でコックさんが焼いているのだなあ。

でも、一つ頼むと「もうひとつどうぞ、もうひとつどうぞ」と盛ってくるのはやっぱりミールス。

アッパムきた!

持って来たときに、料理を一つ一つ説明してくれて、どれで食べると合うかとか親切に教えてくれる。

英語で説明してくれたので「それってサンバル?ポリヤル?モールコロンブ?」と、覚えたてのタミル語で聞いてみたら

説明もノってきて、いろいろ喋った。

パヤサムとヨーグルト。ヨーグルト、壷にはいってるよ!

コーヒーを混ぜてる所。

スタッフの制服もかっこいいなあ。

 

ああ、ゴーカでどれもこれもうまかった!

しかし、食べすぎてお腹が重い〜

素晴らしい味だった!

けど、いくら食べてもなんでかスッキリする、町の食堂(ホータル)のミールスの方が安いし凄いし気軽で楽しいなあ。

と思ってしまった。

他のお客さんとわいわい喋りながら食べると楽しいもんなあ。

 

食べた後、またオートでカパーレーシュワラ寺院へ。

いろんな土産物を物色したり、参拝したりした。

お寺参りと土産漁りをしたら、オートで夕暮れのマリーナビーチへ。

涼しくなって、マリーナビーチは大人気。

凧揚げ屋、射的屋、人力メリーゴーランド屋、馬に乗せる屋、スナック屋などなどなど…

いろんな商売をしてる人がいっぱいいる。

 

ここで嫁さんが「トイレないかなー?」と、トイレ発言。

 

海の家みたいな店で聞くと

「あっちにまっすぐいくと、モバイルトイレットがあるよ。」

モバイルトイレット!!

斬新だ!

しばらく真っすぐ歩いても、なかなか見当たらない。

道行くポリスに聞いたら

「まっすぐ行くとあるよ」

やっぱり真っすぐだ。

ずーーーーーーーーーーーっと歩いたら、あった。

 

しかし、凄いボロさ!

さらに、トイレからお尻丸出しのおじさんがルンギー巻き直しながら出て来た。

「こりゃあ入れないよ」とヨメさんギブアップ。

 

もうオートで帰ろうかな?と、道路に出たら、向こうに駅が見える!

駅ならトイレくらいあるだろう!

と、駅に向かって歩いた。

 

道の脇にはヤシの木の葉っぱで作った小屋が並んでて、魚を捌いたり売ったりしてた。

海の近くの漁村なのかな。

 

駅に近づくにつれて、ボロい家が増えて行く

駅の近くはバラック小屋みたいな家ばかり!

そして駅は暗い!ボロい!!

こんなに暗いのに、駅の名前は『Light House駅』

灯台の近くだからライトハウス駅なのね。

でも、なんで駅の窓ガラスが全部割れているのだろう?

人もあんまりいないし。

 

あ!トイレあった!

しかし、何と南京錠がかかってる。

注意書きにトイレの使用料と「使う時は係員に言うように」と書いてある。

で、係員に言いに行ってみたら

「トイレは使えないよ」

なんだこの駅!!

北斗の拳に出てきそうな世紀末的灯台駅。

 

オートを捕まえてホテルに戻った。

 

この高級ホテルと灯台駅のバラック小屋の差が激しすぎて、頭がフラフラする。

たいてい高級な建物のすぐ裏にスラムのような貧しい地域がある。

インドだけじゃないんだけれど、これほど激しく違うところもなかなかないんじゃないかな?

 

無事にトイレを済ませた我々は、またもや歩いてTナガルのポンディバザール。

ここは夜も賑やか!

ポンディバザール

ネオンもぴっかぴかで人がいっぱい。

ジャックフルーツ屋さん。

これが甘くてうまいんだなあ。そんで、でかい実!

そして昨日も来た、シュリーバラジバーワンで夜ご飯。

チェンナイ最後の夜はマサラドーサ

ホールの男の子がヒンディー語で話しかけて来た。

タミルなのに珍しい。

「ネパール語もできる?」って聞かれた。

ネパール人と間違われたのかな?と思って聞いてみたら、そうではなくて

この子がネパール人だった。

遥か遠いネパールからチェンナイまで来て働いているんだなあ。

おれも撮れ〜!と来たわりには笑顔が素敵じゃない他のスタッフ。

ああ、うまいなあー!

ヨメさんは、またジャスミンの花飾りを買ってうれしそう。

ついに明日の飛行機でチェンアイからさようならだ

たのしかったなあ。

また来るぞー!

怪しい夫婦


ヨメインド 

5/4

今日は高級コースへ。

インド最後のお泊まりなのだ。

ホテルへ行ってみると、かなりの迫力。

なんと5700ルピーもするのだ!!

いつもは1400ルピーくらいなのに、高過ぎ。

でも、1人5700円くらいと考えると、安いのだ。円で考えるとの話。

こんな汚い格好のままでいいのか?と、とまどう。

町へ出てみると、金持ちが多いせいか、物乞いが多い。

このギャップに、とまどう。

 

その後、お昼にもっとも高級なタージホテルのランチを食べる。

安いランチはいつも50ルピーくらいなのに、なんと900ルピー!さすがだ…

ホテルのレストランには映画のギャングみたいな人達がたくさん。

やっぱり高級に慣れてないので恐縮してしまう。

で、ランチ終了。

たしかにおいしい。おいしいのだが、素直に楽しめなかった。

 

ランチ後にお寺へ行って、お土産を買う。

で、海へ。

今日は特別トイレが近かったので、海でトイレを探しに行くが、

おじさんが汚いトイレでおケツを出して水でビショビショしているのが見えて

とってもじゃないけどこんな所で用は足せません!!

 

なので、海を見ながらもトイレを探す事に。

駅が見えたので、どんどん向かって行くと

スラムに入ってしまった。

駅はあるのだが、ガラスはバリバリ、しかもトイレもカギがかかってて行けない。

なんだこの駅。

 

ということで、慌ててオートを探す。

で、ホテルまでガマン。

 

今日は、ぼろぼろと最高級をいっぺんに見た気がしました。

で、夜はホテルを出て、町の食堂へ。

うまいし、みんな話しかけてくれるので、ぜんぜんたのしかった。

こっちの方があってる。

ジャスミンの髪飾りを買ったら、オレンジの花を二つくれました。

サービスのいい花屋さん

ジャスミンの花でごきげん

今日で最終日。楽しかった。

武田さんと、写真をたくさんとった。

記念に、わすれないように。


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