4/30 『コーチン水没』 コーチン

朝、ホテルの近くで両替したら、レートがよかった!

始めてのインド旅行でトーマスクックをよく使っていたので、それからもよくトーマスクックを使ってたけど

こっちのほうが全然レートがいい。日本円→ルピーも大丈夫だった。

まずは朝ご飯!

ちょっとメニューの写真撮ってみた!

ケーララのレストランではよく、郷土料理のところに「God's own Country」と書いてあって、カッコいい!

この中から選んだのは、God's own Countryのchirattaputtu Kadala Rs.24なり。

これがChirattaputtu kadala!

筒状じゃないプットゥとkadala(ブラウンチャナ)のカレーのセット。

小さいように見えるプットゥだけど、みっちり米とココナツを蒸したのが固まってるので、かなり腹にたまる!

嫁さんはまたもプーリー。

どんだけプーリー好きなの!?

 

この後、ジェッティーでフォートコーチンへ。

マッタンチェリー地区を目指して歩いてみた。

壁だけの建物発見!

しかし、インドではこれはトマソンにならないなあ。

だって、町中トマソンみたいなものがいっぱいだもの。

ヤギがいっぱい。

 

ケーララの家って、赤茶色の瓦と三角屋根で、ちょっと独特の雰囲気だなあ〜

って、他にインドもそんなに詳しいわけではないのだけれど…

フォートコーチンはかなりしっかりとした観光地ムード。

土産屋もいっぱい!

でも、意外と押しは強くないので、けっこう楽しい。

 

ダッチパレスというマハラジャのお屋敷にも行ってみた。

ダッチパレスの敷地内にあるヒンドゥー寺院。

敷地に牛様が!

 

宮殿の中は木の天井がドッシリしてて、存在感がある!

最初の部屋にはケーララ式の豪華な壁画があって、スゴい!

バリの絵にも良く似ている、ヒンドゥーの神話が題材の、細かくてカラフルな感じ。

カメラ撮影禁止だったのが悔しいなあー

敷地内のシナゴーグもヒンドゥー寺院もお休みで入れなかったのが残念!

ちょっと歩くと土産屋が増えて来た。

うろうろ歩き回って、オートのおっちゃんに「ジュータウンに行きたい」って言ったら

「ハッハッハ、ここがジュータウンだよ。」

あ!ジュータウン(ユダヤ人の街)」はココだったのね。

土産屋がいっぱいだ!

ギャラリーもあった。

警察博物館もあった!

警察の武器やら制服やらが展示してあって、ちょっとおもしろかった。

ぶらつき回ってから、ジェッティーでホテルに戻った。

 

ホテルの近くにあった可愛いレストラン。

入ってみた!

敷地は狭いけど縦に高いたてもの。

三階建てのレストランで、現地の人にもけっこう人気。

お昼はミールスか、フィッシュカレーが食べられる。

と思って、フィッシュカレーにしてみたら、「ミールス+フィッシュカレー」が来た!

「そうじゃなくってフィッシュカレーだけ…」と行ったら

フィッシュカレーがもう一皿きた!

さらに「いやいや、そうじゃなくって!」と言ったら

さらにもう一皿フィッシュカレーが来た!

アッハッハ〜楽しいなあ。

そういうシステムだったのね。

意外とバナナの葉っぱのミールスがなかなかない。

これがフィッシュカレー

でっかい米と一緒に食べて、とてもうまい!

クートゥとポリヤルっぽい炒め物とチャトニと、ケーララの膨らむアッパラム。

他にサンバルやなんかもいろいろ盛ってくれました。

お店の人に英語がぜーんぜん通じないので、マラヤラム語を教えてもらいました。

おいしい→ナンラ ルシー

あいがとう→ナンニ

を覚えました。

タミル語と似てる!

さすが、元は同じ言葉だっただけあるなあ。

 

ケーララ最後の用事!ってことで、ブロードウェイのマーケットで、マサラワーラー用品(調理器具)を買って来た!

 

そして、夕方はホテルのフロントで手配して、アーユルヴェーダのマッサージを受けに行ってみた。

フロントで「時間になったら迎えがくるよ」というので、時間になると

アーユルヴェーダ医院の人が来た。

外にオートを待たせてあるってことで、オートで現場にブーン。

オート代Rs.10はなぜかこっち持ち。

クリニックは、町医者みたいな家だった。

いろんなコースがある中で、全身オイルマッサージを半分の時間にして、頭に油を注ぐシローダーラをやってもらうことにした。

夫婦別々の部屋だが、嫁さんは女性の担当だというので安心。

薬草の匂いの油を全身に擦り込まれて、まるで宮沢賢治の「注文の多い料理店」みたいだ。

このまま火にかけられたらフライになりそう!

マッサージはいい感じだったけど、終わってからヨメさんのシローダーラが終わるまで、油まみれで待機。

待ってる間に油が目に入ってきて涙がとまらない!

鼻水も止まらなくて、全身は油谷さんになってるし、もうワケがわからなくなってきた。

ようやく嫁さんの番が終わったので部屋から出ると、なぜか嫁さんが泣いているではないか!

何が起きたのやら分からずに混乱してしまう。

理由を聞いても泣いてばかりでわからない。

よーく聞いてみたら、女性のスタッフだけのはずが、途中で男の人が部屋に立ち入ったり、

ドアが半開きだっし、英語がわからないので不安とショックもいっぱいだったらしい。

ドクターに聞いてみたら「見に行ったのではないし、暗くて見えないが、気遣いが足らなくて申し訳ない」と言っている。

そしておれは、油が染みて涙が止まらないし、全身油まみれでふんどし一丁。

「もうこれで終わり。帰る」と言ったが

「残りのトリートメントだけ、どうにか受けて欲しい」と頼み込まれたので、シローダーラを受けてみた。

 

「リラックスして」といわれても、嫁さんが気になってリラックスができないまま

頭が油まみれに!

自分はどうなっているのやら分からないけれど、とにかくおでこに大量の油が流れていく。

ドギマギしながらのトリートメントがようやく終わって、シャワーで油落としもほどほどに、さようなら!

 

と思ったら、お決まりの激しい雨!

嫁さんはショックを受けて泣きながら怒ってるし、外は雨で帰れない。

リラックスしに来たはずが、すごいハラハラ。

しばらく待つと、ドクターがオートを呼んで来たので、乗り込んでホテルに戻った。

 

しかし、雷雨が過ごすぎてホテル前の道が川になっている。

オートも通れない深い川。

しょうがないので、川の前で降りて、近くのアイスクリーム屋に避難。

みんな「しょうがねーなー」って顔で雨宿りしてる。

 

うわー、すげえ雨。

 

なんとか気を取り直そうと、2人でアイスを食べた。

メニューを見ると「DRAGONBALL Z」とかアニメの名前のアイスもあった。

 

雨が弱まってきて、水も減ったので、川を歩いてホテルに戻った。

ヨメさんの怒りは静まらず。

情けなくて何も言い返せないで反省ザルになるばかり…

スンマセンでした。。。

ケーララ最後の夜は外も中のカミナリだらけになってしまいましたとさ!

 

夜はインド中華をたべた。

怪しくも、意外とうまし。

 

この後、散々怒られて、雨の中でお菓子や飲み物を買って来てあげたりして、なんとか機嫌を取り戻してもらった…

はあ…よかれと思ったアーユルヴェーダで、まさかこんなことになるとは。

ここまでいいペースだったのになあ…

さすがインド、侮れない!

 

泊まっているホテルAISWARIYA(最初に泊まったのと違う、安い部屋だけど、居心地良し!)


ヨメインド 

4/30

今日は朝から島へ。

この前行った方じゃない方向へ歩いて行く。

遺跡を見たり、お土産を買ったりする。

その後市場へ。

武田さんが鍋をいっぱい買う。

その後が重要というか、これからが今日の大ハプニングだ。

アーユルヴェーダを受けに、武田さんと行って来た。

高いお金を払って、部屋に行く

おまたに布をつけて、それだけで、木のベッドに横たわる。

ベッドが固くていたいし、油でぬるぬるするし、何言ってるのかもわかんない。

髪の毛のも受けたのだが、裸の上にバスタオルをかけただけの私。

それなのに担当のおばさんは部屋のカギもかけないで、中途半端にあけてるし

男の人ははいってくるし、下着はおきっぱなしだし

男の人は、油のはいった壷のセッティングに来ていたのだが、終わってもなかなか出て行かないし…

ウーマンオンリーだって言ったのに、なにこれ!?

頭に来たので、「トイレに行きたいから」と言って、中断した。

油を流しにバスルームにつれてってもらうが、扉の隙間から男の人のビックリする声が聞こえた。

結局、全裸をみられてしまった。

くやしくて、涙が出て来て、もの凄い怒った!

なんでこんな目にあわないと行けないのだ!屈辱で涙が止まらなかった。

私の怒りがコーチンの雷様に伝わって、すねまで浸かるほどの大雨を降らせた。

 


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