5/1『タンジョール果物三昧』

朝、昨日のお寺でもらったプラサード(供物のお下がり)のバナナを食べる。

腹の調子が大分良くなってきたけれど、大事をとって今日も果物。

マサラ封印でガマンっです。

部屋でテレビをみてたら、あの『シャクティマーン』の続編のような

インドのヒーロー物が!!

 

ちなみにシャクティマーンは

右の赤いヒーローです。

実写版のテレビが10年くらい前に大人気でした。→『シャクティマーン

 

そしてこれが新しいシャクティマーン!

タイトルは『HERO bakti hi shakti hai(ヒーロー 信愛こそ力!)』

何!?

若い!

仲間がいる!?

3人組!?

こ、これが変身前!?

全然違う顔だけど…

これは違う人?敵?仲間?ドーなってるの?

 

念のためテレビにビデオを向けて記録しておきました。

 

電気ビリビリー

 

ホテルを出て、あてもなく散歩してみると

古くからのタミルの文化の中心地だけあって、至る所に寺院がある。

そして牛がぶらぶらしていてヤギも多い。

ポスター食ってた。

 

細い路地を入って行くと、軒先の地面には描いたばかりのコーラムが並んでいて

店の前ではもくもくと湯気を出してイドゥリを蒸している。

ニワトリが走り回ったりもしてて、普段うるさい道も、朝はのんびーりしてます。

 

ホテルの近くに戻って来て、近くの店でマンゴー買った。

うーん、いかにも青くて甘くなさそうだなあ。と思ったけど

「甘いよ」

というので買ってみた。

やっぱり甘くなかった!

 

また外に出て、宮殿博物館へ。

朝散歩した道にありました。

しかし、入り口がわかりずらくて、それらしい建物に入ってみると

これかな?

中に入ってみたら、とくになーんもなかった。

うーん、ボロい。

いや、歴史を感じさせる建物で、むしろなんだか味がある。

 

同じ建物に入って来たカナダ人カップルも入り口が分からなかったみたいなので、

いっしょに入り口を探しまわってみた。

ほどなく入り口が見つかって入ったら、何故かしきりにマリファナを勧める怪しいおじさんがいたので

「いらないよー」

 

豪華な宮殿跡がそのまま博物館になっていて、なかなか楽しい!

ナンディさんワナッカム。

すごい!

天井のドームもカラフル。

壁画もふんだんにある。

この奥に石像の展示があります。

お!お釈迦サマじゃないですか。

なんだかホっとしたー。

まるまるとしたハヌマーンのでっかい壁画!

このまるっこい感じが南インド的だなあ

外にあった、なんだか生々しい像。

インドの二宮金次郎的な像かな?

 

敷地内にある『ベルタワー』という塔にも登りました。

登るための階段はかなり細くて暗いので、降りてくる人とぶつかると擦れ違えない。

譲り合って上まで登ると

360度パノラマビュー!

 

はしゃぐよね!高いもん!

 

ベルタワーを降りて、宮殿ミュージアムの中心へ

ヒンドゥーの神様石像が中心なのだけれど

 

小さなお寺もありました。

ガネ様

そしてチョーラ朝芸術といえばやはりこれ!ナタラージャ像。

赤い背景と青銅像の色が鮮烈!

たくさん並んでいて壮観だった。

 

宮殿ミュージアムの本殿というか、三角形の大きな建物の中にも階段があって登れました。

ここの階段も狭い。

豪華な外観のわりに、中は意外とシンプルだった。

なぜかクジラの全身骨格が置いてありました。

なぜだかは不明!

宮殿の中庭を見下ろす。

 

いろんな人に声かけられて、写真を撮ったり撮られたりした。

カメラは便利なコミュニケーションツールにもなってる。

カッコいい牛!

 

宮殿の外でスイカを食べた。

暑い気候で食べるスイカはやっぱりウマイ!

さらに、ジュースを飲んだり散歩して、こんどはウマそうなマンゴーを買って買える。

これはティルヴァンナマーライで食べたのと同じタイプ。

中身がオレンジいろ。

力まかせに皮を剥いてかぶりつくと、やっぱり甘くてウマかった!!

 

 

 

昼過ぎて3時くらいになったので、またビッグテンプルへ(寺は3時まで昼休みなので)

昨日より早い時間に来ちゃったもんだから、石の床がアツい!!

足の裏が痛くて走る。

となりで、インド人のおばちゃんも走ってた。

アレは、やっぱりインド人でも熱いんだな。

 

でっかいテンプル、ビッグテンプル!

 

子供達に「なにジン?」とか「写真とってー!」って囲まれて、皆で記念撮影。

ちょっと覚えたタミルで受け答えすると、喜んでくれて盛り上がる。

今日は座ってボケーっとしてようかと思ったけど、足が熱いのでちょいと早めに見物。

やっぱりもの凄くスケールでっかい!

柱が割れて、なかから登場してるみたい。

 

セクシー彫刻発見!

ここのお寺も象がいますよ。

 

ここはとても有名なだけあって、バスに乗って各地から沢山のインド人観光客が集まっていました。

門前の土産物屋も活気ある。

またスイカとバナナを食べて、ホテルに帰った。

これが泊まってたホテル『HOTEL GNANAM』の外観!

すごいですねえ。なにかの基地みたいだ。

夜8時半の電車でマドラス(チェンナイ)行きだ。

タンジャーヴールとも後少しでお別れ。

7時くらいにチェックアウトして駅に向かう。

 

駅ではインフォメンションカウンターのオヤジがお喋りで、いろいろ聞かれていろいろ話した。

またもやスーパルスター・ラジニ・カーントの話題で盛り上がった。

 

電車が来るまでしばらく時間があったので、近くの食堂『アナンタ・バワン』というところで

マサラ復活!

記念すべき復活後第一回インド料理は『パロータ・クルマ』でした。

駅に戻って寝台電車に乗り込む。

3ACという車両がどんなものかと思ったら、ただのクーラー付き寝台車。

枕と毛布(麻の毛布)とシーツ付きというのだけがクーラー無しと違うところ。

 

しかし折角のクーラーだけど、効きすぎて寒い!

窓も開いてないので景色も見れない。

これなら自然の風と景色が気持ちいい普通の二等寝台のほうがいいなあ。

眠れぬまま電車はチェンナイに進むのであった。

 

 

 

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