5/4 ティルチラパッリ マドラス マハーバリプラム

今日は動いたよー。動いたよ−!!

朝、ティルチィの駅に行き、マドラス行きの電車に乗った。
子供連れの家族と同席で、赤ちゃんがすっげーかわいかった。
で、マドラスに着くまでに、これからのルートを考えた。
3年前の旅行でお世話になったマブダチのクリシュナさんに会うためにもカーンチープラムには必ず行くが、
マドラスに一泊する必要はない。
前に行ったマハーバリプラムはマドラスにもカーンチープラムにも近いし、
まだ見ていないところもあったので、マドラスについたらブロードウェイバススタンドからマハーバリプラム行き
のバスに乗ることにした。

かくして、マドラスの滞在時間が1時間もなく、3,4時間バスにゆられてマハーバリプラムに着いた。
それにしても、マドラスに着いたとき、「涼しいー!」と思ってしまった。
充分熱いんだけど、やっぱりマドゥライ、ティルチラパッリはケタ外れに熱かったんだなー。

マハーバリプラムに来る途中、バスの窓から遊園地が見えたり、カンフー道場の看板がたくさんあって楽しかった。
前に来たときは夜だったから見えなかったんだなー。

マハーバリプラムは3年前と少し変わっていた。
観光客相手の物売りも少し増えていたし、変な日本語を喋る人も増えていた。
そして、新しいホテルが建ち、公園や公衆便所ができたり、リゾート化も進んでいるようだ。

とりあえず、ハラが減ったので、まえにも行った、あのおじいちゃんの店に行った。

 

ムトゥおじいさんはやはりあのまま元気で一安心。
おれのことも覚えていてくれて、嬉しかったー!
そして、
「今の時間はカレー&ライスしかないよ。」
と、ゆうので、それを頼むと、出てきたのは日本風カレーだった(具はじゃがいもとかぶ)、、、

でも、変わったこともあった。
前は黒い犬がいたのに、今度は茶色の犬がいた。
こいつも人なつっこくって、ねえさんのウチのくりちゃんみたいで可愛かった。

で、腹を満たすと、今度はホテル探し!
「前と同じホテルでいーや。」と、前のホテルに行く途中、客引きおやじがやってきた。
「あそこはRs.80もする。おれのしってるホテルはRs.50でシャワー、トイレ完備だぞ。」
でも、せっかくマドゥライ、ティルチィの灼熱から生還したんだから、ちょっとリゾート気分になりたいと思ったので、
「Rs.100以上でもキレイな部屋がいい。」とゆうと、『GKゲストハウス』とゆうホテルを紹介してくれた。
部屋にはなぜかでっかい変な絵がある。
金閣寺の脇に滝が流れていて、その上を鶴が飛んでいる。そして、滝つぼのよこに着物の女性とゆう前衛アート!
日本イメージ!!!
ヘンだけど、綺麗で虫もいない、いい部屋。

シャワー浴びたら、レンタルチャリンコを賃りて走りまわった。
ナゼか前に行かなかった、『ガンガーの下降』『クリシュナのバターボール』『パンチャ・ラタ』などを見に行った。
なんと、前に泊まったホテルのすぐ裏の岩山にあった!
なんで行かなかったんだろ???

クリシュナのバターボール

バターボールとわたし(だからラジニスタイルと言われるんだ!のヒゲ)

『クリシュナのバターボール』はあまりにも町のすぐ近くでおどろいた!お手軽。
みんなで押しても動かない。
そして、昔にもこんなコトやった人がいるらしい。
しかも王様。
『朕はあの石がなんか気になるでおじゃる。皆の者、動かせーこのやろー!』
と言ったかどうかはわからないけんど、なんと象で押したらしい。
それでも、ビクともしなかった。スゴイ!!

ガンガーの下降

別名『アルジュナの苦行』、世界最大級のレリーフ!幅29m高さ13m
マジでスゴイ!!!
そして、こんなにスゴイのに町のすぐ近くにあってお手軽でまたビックリ!
昔の人はすごいなーと思っていると、
実は今もマハーバリプラムには石彫り職人がたくさんいて、彫刻学校もある。
毎日朝から晩まで石を彫る音がする、

クリシュナ・マンダップ、山を持ち上げるクリシュナ。

ガンガーの苦行のちょっと先にあるこれまた大レリーフ(指が入っちゃった)

PIDHAN RATHA山の裏側にある遺跡。なんだかインド的わびさび。

ドゥルガー女神VSマヒシャアスラ(水牛悪魔)の神話の石彫。

上の石彫の向かいにある寝ているヴィシュヌ。

DHARMARAJA MANDAPA岩山の一番上にある、またのぼるぞー岩!

そして上からのマハーバリプラムの景色。風がとっても気持ち良かった。

一つの岩山にこんなにたくさん!!
そして、次はチャリンコで山の少し南のパンチャ・ラタへ。
チャリーン!
パンチャ・ラタに行く途中の道には石の彫刻をつくる工房がたくさんあって、男達が石を彫っていた。
きっと1000年の昔も石を彫る音がしていたんだろうなー。

パンチャ・ラタ 南インド建築の元祖。

よく見たら嫌がってる?子供。

パンチャ・ラタは面白かった。
『南インドの建築はこれら五つのうち、どれかの形式でできている』
と言われている。ドラヴィダ様式の元祖。
これからは寺院で建物をみるとき気をつけて見てみよう。
パンチャ・ラタの五つの建物は一つの岩からできているらしい。
ぜひとも砂を全部掘ってみたい。

チャリンコでプラーっと海岸寺院に行った。

やっぱりスタイルいいなー海岸寺院。

世界遺産!でも潮風でちょっとボロボロ。

懐かしがっていると、日本人発見!
彼は世界遺産巡りをして写真を撮っているひと。
世界さんはAC付きのいいホテルに泊まっていて、まったく羨ましいかぎり!
世界さんとは、8時にムトゥじいちゃんの店で待ち合わせをして、またチャリンコで走りまわる。
べつにあてもないので、いきなり10kmくらい走ったり、海を見に行った。
ああーあ、3時間もかりて損したー。

そのあと、世界さんと例のお店でビールやアジの塩焼き食ったり、また別の店でビール飲んだりした。
あーーーーーーー、眠い。
おやすみィ!


5/5 マハーバリプラム

今日はいろんな人と仲良くなった。

昼過ぎ頃には日本人と3人も会ってしまった。
しかも、みんな明日帰国だとゆう、かわいそうに、、、、、。

1人は、昨日の人と同じく、カメラ撮る人で、なんだか気の弱そうな人だった。
で、昨日の人となにやらカメラの話をしていた。

『ふ〜。』

彼はたった一週間の急ぎ旅だと言っていた。
日本でサラリーマンやると休みがなかなかとれないんだなー。
『楽しい青春、惨めな老後』とゆう日本人バックパッカー格言が悲しく思い出されるよ、、

もう二人の日本人は女の人で、アーユルヴェーダの体験にコヴァーラムビーチに行ってきたと言っていた。
そして、やっぱり仕事で明日かえらねばならないと言っていた。
大変やねえー。
って、おれは仕事ねえんだ今!

フーテン・・・・・。

で、またふらつきまわって、バターボールとかガンガーの下降の方に行って、岩山に登った。
昨日もきたけど、やっぱり風が気持ちいいし、眺めが最高!(ちょっと怖いけど)なのだ!
そして、ぼーっとしていた。
まるでストレスのない自由な旅行者でいる今がなんだかとっても素晴らしく感じた。
東京でいるとき、いつも頭のどこかにあったイライラとかがもうぜんぜんどこかにいっちゃった。
ニポンの人ももうすこし『適当』になれば住み易いのになー。

とかまったりしていたら、いつのまにかまわりに人がいっぱいきて、
『なにじん?』とか聞いてくる。
よくあることだから、「日本人だぜー、ワナッカム!ナンドゥリ!ラジニカーントしってるぜー!」
とかやってたら、いつのまにか大家族に囲まれてラジニの物まねをしているおれ。
それで、なんでか猿とかヤギもたくさんやってきた。
みんなと喋っていたら、おばさんがおかしとかマメとか出してくれて、輪になって食べてた。

元気な兄弟!おちるよ!

大家族のなかの3姉妹。スゴイ好奇心!

そんなこんなしていたら、誰かが写真とりにきた。
家族と一緒にならんでカシャリ!
したら、写真を撮っていた人が若い日本人っぽい人だったので、
「こんちはー!」
といったら、「コニチハ!」
彼は、朱 嘉榮くん(21才)という、香港の人だった。
イングリシュネームは『ケルビン』
英語で会話するんだけど、顔が同じなので、ついつい日本語で話してしまう。

ケルビン君はイギリスに留学していて、そこの学校の旅行でクラスごとインドに来ているとゆう。
でも、「熱いし食べ物が合わないし、帰りたい−。」とかいっていた。シティボーイだ!
で、「先生とかみんなに会いに来ない?マレーシア人とか韓国人、アメリカ人、イギリス人、
いろんな人がいておもしろいよ。」
もちろん遊びにいく!

ケルビン君のインターナショナルなクラスメイト

DJをやっているイギリスの人、いつも片眉上がってる、イラストよりもっとハンサム!

マレーシア人で、よく食べる人。絵がウマイ!

文句ばかりいう太めの子。

アメリカ人で、最初怖かったけど、実はユーモアのあるナイスガイだった。X-MENが好き。

先生。おもしろくて、でっかい人。750Kgの石像を買ったと言っていた。スゲー!!

日本人と間違えた!韓国の人。おだやか。

日焼けで真っ赤になっちゃった女の人。先生?

マレーシアの人で丸い人。これでもジークンドーをやっているらしい。

ほかにもたくさんいたけど、いすぎて思い出せないー!

ケルビン君の泊まっているホテルは、外国人ツーリストでいっぱいだった。
あの気弱そうなカメラマンの人が1人で飯くってた。
最初、いきなりこわもてアメリカ人と会ってビビった!
でも、ぜんぜん怖くない、おもしろい人だった。

それにしてもインターナショナルなメンツだー!
みんな英語なので、せっせと英語でがんばったら、なんとか通じてくれて助かった。
うーん、やっぱり本場の英語は聞き取り易い。
そんで、スケッチブックを持っていったら、みんなで見てくれて、しかもかなりウケがよかった!
これは嬉しい!世界的にもイケるんじゃん!などと、のぼせる。

ところで、欧米人のツーリストはほんとに自分のスタイル守り切るなー、と思った。
日本人だと、「しゃーねーか、インドだし」とすませちゃうようなことでも譲らない!
「ジュースがぬるい!」「遅い!」とか、まったく気が短いのねー、イメージまんま!
コーラ飲んで、マルボロ吸って、洋食食ってた。

そんで、みんなでディナーに行った。
はじめてこんな大人数で飯!
やっぱりみんなで食べるのは楽しかった。
英語でジョークをゆうのが難しいので、アクションで表現。
すると、すごくウケがいい!
店の人とラジニのモノマネとかしたら爆笑だった!
店の人はよろこんで、ムトゥのサントラとか流してくれたりした。
店は完璧に旅行者むけで、ブルースやロックなんかかかってた、料理も値段は張るけど、
デッカイ魚やエビのメニューが豊富で、スゲエーーーーーーうまかった!
おれは小海老のガーリックソースとゆうのを食べた。うまうまーー。
いやはやしかし、苦手な英語もがんばれば通じるものだね。うれしかったー!
店のおやじが『君は英語もヒンディーもウマイ!タミルもできる!』と、大袈裟におだててくれて、
カンタンに有頂天になってしまった。

あー楽しかった!
もうちょっと英語がうまくなりたいなー。
そしたらもっと話せるのに。

明日はカーンチープラムだ。
クリシュナさんに会えるかな?


5/6 マハーバリプラム〜カーンチープラム

朝、またムトゥじいちゃんの店、『ローズガーデン』にいって朝飯。
その前に、今日は朝からカーンチープラム行きのバスに乗るのでホテルをチェックアウト。
すっかり仲良くなったオーナーのおやじは
「日本の友達にも紹介してくれよ、でも、Rs.100で泊まったってのはナイショだぜ」
と言っていた。あ!言っちゃった。

GKゲストハウスのおやじ。

ローズガーデンで昨日と同じ、パパイヤジュースとスクランブルエッグ&トースト、ゆで卵を注文。
ここ、とりたててウマイとゆうほどでも、安いとゆうわけでもないんだけど、なんだか他に行くのが悪くなっちゃう
のと、おじいちゃんが良い感じなので、つい来てしまう。
すっかり仲良くなったおじいちゃんと話していたら、
ムトゥじいちゃん「そうかー、今日カーンチープラムに行くのかい。そのあと、いつマハーバリプラムに来るんだい?」
おれ「いつかは分からないけど、この店とおじいちゃんが大好きだからまた来るよ」
ムトゥじいちゃん「わたしももう年寄りだし、早く来ないと死んじゃうよ。」

おいおいー寂しいことゆうなよー。
なんだか急に寂しくなって、一緒に写真撮って、「後で送るね」と言って、バススタンドに向かった。

バスは、なんだか懐かしい田んぼの中を走り抜けて行った。


カーンチープラムに着いたら、サッサと近くのロッジに宿をとった。
ここは前にもきたことがある。
Rs.80とわりと安くてカもいないからなかなかいいのさ。

カーンチープラムに来た第一の理由は3年前の旅行で会った駅員のクリシュナ・クマールさんに会うことだった。
あのときは駅員だったけど、いまは出世してカーンチープラムの駅長さんになったらしい。
ので、さっそく駅まで行ってみた。

カーンチープラムは有名な寺院がたくさんあって、ツーリストもたくさんくるけど、少し横道に行けばそこは
ただの南インドの田舎町。
タミル語そか通じない人もたくさんいて、ジェスチャーで話をする。
それにしてもなんだかゆったりしていていい感じ。
歩いていたおっちゃんに駅の方向をたすねたら、またもジェスチャーで意思疎通。
「こっちだこっちだ!」と、一生懸命、身ぶり手ぶりで駅まで連れていってくれた。
ありがとうおっちゃん!なんだかじーんとしちゃったよー。嬉しいなあ。

で、駅に着いて、オフィスの人に聞いてみると、
「今はチェンガルパットゥにいるよ」
がーーーーーーん!そこは今日、バスで通ったとこだよー。
で、えっこらえっこらバススタンドに行って、マハーバリプラムからの道を戻ること1時間。
チェンガルパットゥの駅で聞いてみると、
「今はワラジャバードとゆう町の駅にいるよ、カーンチープラムのいっこ前の駅、バスでいくといいよ」
あいやあーーーーーー!
で、ヒーコラヒーコラとバスに乗り、また小一時間。
ようやく着いたとたんに雷雨!
いそいで近くのオートを捕まえると、「今起きたばっかだからあっちので行け」
別んもオートに乗ると、まわりの人が「あ!6ルピーだよ!」
と言って、オートのおやじが「コラ!言うなよ−!」
結局3人相乗りになってRs.10取られた。
ボラれたのまるわかりー。
バス亭から駅まではスッゲーーーーーーーーーーーーー近かった。

駅に着くと、おれの名前を呼ぶ声が!
嬉しかったー!
やっと会えたってゆうのと、覚えてくれていたことと、懐かしいので、もう本当に嬉しかった。

クリシュナさんとおれ。IN ワラジャバードの駅。

ワラジャバード駅はとても小さい駅で、ここの駅長が夏休みなので、クリシュナさんが臨時で来ていると言っていた。
この前の旅行でクリシュナさんと別れたあとの話とか、近況報告、今回の旅行のことなんかを話した。

それにしても、駅の中の一般人が入れないところにいるのはなかなかおもしろかった。
スイッチ類がたくさんあったり、ハンドル付きの電話があったり、しかもスイッチに触らせてくれたり!

クリシュナさんは駅長。
部下のおじさんをあごで使う「ジュース買ってきて。」とか。
エリート!ちょっと気の毒。
おれにはどうも人になにか命令したり使ったりするのが苦手(なんだか悪くなっちゃう)なんだけど、
これが出世する人としない人の違いなのかな。

あー、来て良かった!
クリシュナさんも喜んでくれたし、おれもうれしかったし。
電車でカーンチープラムに帰る時、また会うことを約束した。
でも、またなんだか寂しくなった。

いや、寂しいってゆうか、なんちうかねー。切ないっちゅうか。

列車が来る前には雨はとっくに止んでいて、涼しくていい気分だった。


カーンチープラムに着いて、飯食って、ふらふら歩いていたら、『カッチャバネシュワラ寺院』に着いた。
カーンチープラムには有名な寺院がたくさんあるのに、前に来たときは、ここばかり行っていたなあー。

サンダルを預けて中に入ると、一角で結婚式をやっていた。
どこ行っても結婚式しているけど、今がシーズンなのかな?こんなに暑いのに。
結婚式を見ていたら、同じく見ていたひとがおれに気付いて、カタコトの英語でいつもの質問。
おれも、カタコトの英語で喋っていたけど、御愛嬌の『ワナッカム』『ナンドゥリ』『ラジニの物まね』
でタミル人のハートは鷲掴み!
で、他の人はみんなどこかに行ったのに、3人だけまだ外国人のおれに興味津々。
でも、そのうち二人が英語カタコトでやっとしゃべれるくらいなので、またもジェスチャー。
言葉なんか通じなくても意外に通じるものさ。
で、写真とることになってパチリ!

本当は背景はゴプラムなんだけど、暗くて写らなかった。

「あとで送ってあげるから住所教えてちょうだい。」
と言うと、タミル語しか書けないと言うので、ヒアリングでなんとかオーケー!
3人とももったいないくらい感謝してくれて、
「お金払う!」
とまで言ってきたので、もちろん「タダでいいですよー。」
そしてらさらに感謝してくれた。
なんだかこっちまでうれしくなっちゃった。

結婚式の一団が寺院から出ていくとき、そこだけ灯りが光っていて、その中にカラフルな色の服を着た人たち
がいて、ゆっくりと歩いていた。
その光景は、子供のころに絵本でみた『狐の嫁入り』みたいで、とっても幻想的で、また、なんだか懐かしかった。

ああー夢みたいな光景だった。


5/7 カーンチープラム〜マドラス

昨日、バンガロールの姉さんに電話をしたら、
「ワースが来週の金曜日にオーストラリアに出張に行っちゃうから早く来て−。」
と言うので、急いでバンガロールに行くことにした。
でも、カーンチープラムから直接行く方法がないので、まずマドラスに行くことにする。

なので、午前中に、行きたかった『カイラーサナータ寺院』に行ってきた。
いやー、行って良かったー!

カイラーサナータ寺院は町の端っこにあった。
割りと有名なところなのに、屋台や土産物売りも全然なくて、いきなり登場。

マハーバリプラムの海岸寺院がモデルとゆうこともあって、
少し形が似ていたが、こちらは潮風がないので彫刻もちゃんと残っている(かなり稚拙な修復の跡もあったけど)
そして、わずかに壁画や、彩色がのこっているところもあった。
もしも完璧なときのカイラーサナータ寺院を見られたら、すごくステキだったんだろーなー。
でも、色のない渋さもまた味があっていい。

カイラーサナータ寺院正門

熱烈な『撮ってくれコール』にまけて撮っちゃった。

1000年以上前の壁画!

本殿の屋根が修復工事中で囲いがしてあって見られなかったのが残念だけど、素晴らしい石彫やきれいな壁画
が見れて大満足だった。

で、でも。またもやガイドに引っ掛かっってしまったー!!!
払う時にRs.10出そうとしたら、なんと細かい札がない!
しかたなくRs.100だして、「おつりくれ」とおいったら「じゃあ50ルピー。」
悔しいーーーーーーーーー!!!!!!!

ここで、マハーバリプラムで会った世界遺産の人に再会!
カゼをひいたと言っていたが、エアコン付のいいホテルばっかり泊まってるからだー!とヒガム。
で、世界さんは今日帰国。かわいそうに。
でも、帰国したら九州で写真展だって!かわいそうではなかった。

その後、ふらふらと小さい寺院まわったりしてから、マドラス行きのバスに乗った。

マドラスに着いて、さっそく駅のリザルベーションオフィスに行くと、
「クローズだ。日曜は午後2時まで!」
あいやあーーーーー!今日は日曜か!!
仕方なく、開いてる私バスの店に行って、な、なんと、A/C付デラックスバスを予約!
贅沢!!でもRs.275
店のおやじは「マハラジャバスだぜ!」とか言っていたが、マハラジャってバスに乗るの?

そのあと、ホテル探していたら、なんだか出来たばっかりのホテル発見!
とゆうか、工事中。
なんと、工事しながら営業中だった!

ホテルのおやじさんは「初めての外人のゲストだ!」と、興奮ぎみ。
あいにくトリプルの部屋しかなくて、Rs.350だとゆうので、他のホテルを当たろうかと思ったら、
「まあ、待って待って、初めての日本人だし、日本の話が聞きたいからちょっと座りなよ。」
で、またも対タミル人用トークで盛り上がっていると、
「シングルルームが空いた!見てくれ。」
さすが新しいホテル!
ピカピカ!シャワーも電気もカンペキで、汚れ一つない。
「Rs200だけど、いいかな?」と、いうので、またも贅沢に「オーケー!」
いやはや、キレイなホテルがこんなに気分がいいものだとは。

ホテルのオーナーおやじは、初めての外国人の客にどーすりゃいいか戸惑って、ナゼかパスポートの
コピーを取りに行ったりさせられた。
初々しいホテルのおやじとは、珍しいモノ見たなー。

そのあと、インドで初めてキーマ食べてウマくて喜んだり、いろいろしてた。

明日はA/Cバスかー!楽しみー!


巨大ゴプラム灼熱地獄にもどる

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