3/30 ゲゲゲのワヤナード!!

朝ご飯はカルドーサとアーッパム

ああ〜、やさしい味だねえ〜。疲れたお腹にはこれがいいねえ〜

きょうはカンヌールから出るのだ!

どこに行くか考えて、山のほうの避暑地で自然がいっぱいのWayanad(ワヤナード)というところに行くことにした!

自然が一杯で動物も見れるらしい。

いろいろ聞き回って、KSRTCバススタンドに行ってみたら「3時間後にくる」って!?

え〜!?と、いつものニューバススタンドにいったら「ワヤナード!ワヤナード!」って声が聞こえたので、急いで乗り込んだ。

 

まさか、あんなことになるなんて…

 

 

おしゃれなオートを見たらすぐ写真とる!

 

ガタガタガタガタ揺れながら、山道をすすむバス。

そんなの見るヒマもなく、具合が悪くなっていく3人。

話題といえばお腹のことばかり

昨日の大歓迎とノンベジ食いまくりのツケが回ってきたか!

あ〜、具合が悪い!全員腹がゆるい!

ケーコさん、あれ?顔が青いですよ!

信治君、元気といいながら、無口になってるよ!

おれ、車酔いになってきたよ!

 

Mananthavadyバスターミナルに止まって、降ろされた3人。

バスターミナルで食べたウップマ。

 

「あっちのバスでワイルドライフだ!」って言われたけど、もうバスはたくさん!ギブアップ!

バス乗り場で聞き込むと、割と近くてオートでも行ける場所に「クラヴァアイランド」というところがあり、とても奇麗で素晴らしいらしい。

痛みに耐え、素晴らしいというクラヴァアイランドに到着!

アムラ−(酸っぱい果物)のハチミツ漬けが名物みたいで、たくさん売ってた!

 

しかし、ホテルもねえ、人もいねえ、見るとこどこ!?

クラヴァアイランド入り口のガードマンに、宿がないか聞いてみた。

「ロッジ、ホテル、リゾートがある。どれにする?」

そりゃあアナタ、ここまで来たらリゾートでしょう!

金は払うぞ!!

ガードマンの呼んでくれたホテルの人が、ジープで送ってくれた。

ジープでリゾート!ということにすっかり元気になってワクワクしてる3人。

しかし…しかしね…

 

 

リゾートは、コテージといっていた。

コテージなんて泊まれるんだ!すげえなあー!

あれ?

 

あれかな?

 

あれしかないね

 

 

 

鬼太郎の家だ!!!

そっくりです。

ほら、そっくりですよ!

 

一軒しかありません。

主に竹とヤシの葉でできています。

下に誰かの洗濯物が干してあります。

歩くとゆらゆらゆれます。

水は出ますが、沼の匂いがします。

全てのドアがちゃんとしまりません。

ドアが草と竹で出来てるので、ぐいっと押せばだれでも開けられます。

カギはついてません。

全ての壁を風が通り抜けます。

虫が山ほどシーツに集まります。

 

宿のお兄さん、なにか電線と機械を部屋の中に置きました。

「なにこれ?」

宿の人「ポリスとの連絡用だ」

ふーん、そうですか。

でも、どうやって使えばいいか、誰も知りません。

教えてくれません。

 

なぜなら、これはワイルドライフだから!!

 

このリゾートコテージのカードがこれだ!!

「ふーん、トレッキングってなんですか?」

宿の人(一人だけ)「クラヴァアイランドのワイルドライフを歩くことです。」

「ナチュラル バスってなんですか?」

宿の人(名前はサジェーシュさん)「あっちの川で、水浴びができます。」

 

なぜなら、これはワイルドライフだからだ!

 

だ、そうです。オフロードライディングは、もう経験しましたね。あのジープですね。

テントキャンピング?ん?いらないですね。

ところで、キャンプファイヤー

 

キャンプファイヤーができると言われて、やってみた。

別料金と言われたところを「タダにしろ!」と行って、タダにしてもらった。

いつの間にか下の方で火が燃える音がするなあ、と思ったら、始まってた。

たき火だった。

あきらかにホラーですね。

みんな燃やしてやるー!!

 

しかし「この日を絶やしたら何か野生生物に襲われるかもしれない!」

と、一生懸命木の枝とかをくべました。

 

なぜなら、これはワイルドライフだからだ!!

 

ごはんは家庭料理で、おいしかったです(別料金)

 

3人でこのどうしようもない状態にゲラゲラ笑い、お腹はゲリゲリで、おやすみなさい…


 

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