今朝もいつものにゃーなーんびかー。
最後の朝食はイドゥリとワダ。やっぱりうまい。
名残惜しいから、帰る前にもまた食べるぞ!!
最終日なので、インドの神様に感謝しに行ってきた。
チェンナイで有名なお寺といえばカパーレーシュワラル寺院。
今回の旅行は寺巡りをあんまりできなかったけど、やっぱりいいなあ。
この天井画、いつもてもすごいと思う。
天井だけじゃなくって地面にも絵!
これは、よく南インドの寺院で見る『牛が象で象が牛で?」の図。
ちょっと素朴タイプ。
お寺の門前のお祈りグッズ&お土産屋さん。
魅力的なグッズが山盛り。
いい感じのコーラム発見!
この、一筆描きで点を囲うのがすごい。数とリズムと螺旋とループ。
現在の中に過去と未来がある。インドだなあ〜!そして、宇宙的な感じがする!
連続コーラム!
木の根元の蛇石(ナーガッカル)蛇とサラスワティ(弁天)の取り合わせって、このまま日本にも来てる!弁天と宇賀神だ!
でも、きっと蛇信仰はヒンドゥー今日よりずーっと昔からあるんだろうなあ。
縄文時代からある!もっと前からあるかもしれない。
宿にもどって、大家さんに挨拶したら、翻訳家をやってる大家さんが
「前の仕事でお給料を日本円でもらったんだけど、両替できないから、替わりに行ってもらってもいいですか?
とお願いされた。
この前カルナーティックの映像をハードディスクごともらったことだし、ここは一肌脱ぎましょう!と引き受けたら
まさかの15万円!!
ミュージックアカデミーから歩いてすぐのカメラ屋さん『カメラシティ』で両替をやっているので、いってみた。
でも、停電でクローズ。
まあ、コンサートを見た後で良いかっ!
今朝のコンサートはO.S.T!!
やけのガードマンが多いミュージックアカデミーで、満席の中、空いてる席を見つけて座った。
Vocal:O.S.Thiagarajan
Violin:T.H.Subramanyam
Mridangam:Trichi Sankaran
Kanjira:K.V.Gopalakrishnan
このカッチェーリ(コンサート)も素晴らしかった…
さすが!ベテランの貫禄!!!!
そして、Musicacademy、さすがの立派さ!
O.S.Tのコンサート、こんな感じです(YouTubeより)
終わってから、大家さんの15万円を両替しに行ったら、なんと97500ルピーもの大金になった!!
こんな札束を持ち歩くなんて!
はやく大家さんに返したい!!
ミュージックアカデミーの前で、きのうビールのみ損ねたちりさんと待ち合わせして、一度宿に戻って大家さんにお金を渡した後
『ビール飲める所』に行くことにした!
お酒に厳しいタミル・ナードゥで昼間っからおおっぴらにお酒が飲めるのは外人向けのホテルのレストランか、TASMAQという居酒屋くらい。
ミュージックアカデミーから歩いてすぐのSaveraというホテルのレストランに行ってみた。
なんか、クリスマスの飾りもあって、プリティ〜なレストラン。
さっそくビールでカンパイして、ゲラゲラ笑っていっぱい食べた。
意外とおもしろいメニューが盛り沢山のレストラン。
ちょっと高いけど、うまかったー!!
Dam ka paneer
パニールはやっぱりインドで食べるとうまい。
aattukal paya
山羊の蹄と脳みそのカレー!!
まったりうま〜。
パロッタ
薄焼きパン。渦巻きにしてないやつ。
今日ちりさんと会ったのは、ビールだけじゃなくて、うちのヨメさんに買うプレゼントを探しに行くためでもあった。
食べた後、前からよく話に聞いてた『ファブ・インディア』という服屋さんに連れて行ってもらった。
たしかにこのお店、品揃えもいいし、物がいいし、買いやすい!!
男1人だと女物の服を買うのが難しいので、助かった〜!!
この旅行でも、ちりさんにはまたまた沢山お世話になった。
現地に住んでいない人にしかわからないことを沢山知ってるし、料理の知識もすごいので、目からウロコの連続。
い〜〜〜〜っぱい勉強になった。
ちりさんも、この後旦那さんのお仕事の関係でちょっとチェンナイを離れなければならなくなる予定もあるらしい
でも、きっとまた会うでしょう。また会いましょう〜!!また〜〜〜〜っ!と言って、お別れして、オートでCBCに戻ってきました。
戻ってからパッキングすると、バクパックも昨日買ったトランクも荷物でパツンパツン。
ギリギリ全部入ってよかった…
またにゃーなーんびかーに行って、おいしいご飯を食べ納め。
今日は中の席で。
いつも通り、パラニくんに注文。
ウッタッパンはどう?って聞いたら「スペシャル!」って言ってた。
たしかに、うまい!!
記念撮影!
にゃーなーんびかーのみんなと挨拶してお別れ。
パラニくん、寂しそうな顔してた。
大丈夫。これから続々日本人の友達がくるからね!
おれもさびしいよ〜〜!!
とおもったら、日本人の女子に声掛けられた。
彼女はミュージックシーズンを最後まで満喫した後、ポンガルにはマドゥライに行って牛追い祭り『ジャリカットゥ』を見るという。
うらやましい〜〜!!っていうか、井生明さんと同じコースの旅行だ。
いろいろ話してたら「もしかして、マサラワーラーの人ですか?」
と、まさかのマサラワーラーを知ってる人だった。
しかし、カシマワーラーのことは、インド人だと思っていた。
(後日談:ぼくが帰国したあと、日本から来た友達と、このときの女子はやっぱり出会って、しかも偶然昔の知り合いだったということが起こった!いやあ〜、インドって、すごいなあ〜)
最後に見るのはどれにしようか…
スケジュール帳とにらめっこして最後にみるコンサートを考える。
…あ!Mylapor Fine Arts ClubでガタムのV.Sureshさんが出るって書いてあるじゃないか!
スレーシュさんと言えば、日本唯一のガタム奏者のマッハくんのお師匠さんではないか!!これは見なきゃっ!
と急いで会場に行って、チケット買って、席にすわると
あれ!?ガタムいない…バイオリン2人とムリダンガムだけ!?
Violin:Kanyakumari
Violin:Embar Kannan
Mridangam:Mannargudi Easwaran
スケジュールには間違いなくV/Sureshさんの名前があったけど、どうやら変更が入ったみたい…
残念!!
でも、この白いバイオリンのカンニヤークマリさんはカドリさんのときのヴァイオリンだ!
バイオリンデュオもかっこいい!
実は、ボーカルや他のパーカッションに比べて、ぼくはバイオリンの良さがあまり分からなかった。
歌やパーカッションはなんだかわからなくてもスゴイ〜〜!!と思えるけど、バイオリンは、グっとくるにはくるんだけど、
たしかに凄いけど、ちょっと難しいような感じだった。
でもでも、このバイオリンデュオを見て、バイオリンかっこいい〜!!とおもった。
たまに、どっかに連れてかれちゃうんじゃないかってくらいの音が聴こえる!!
白いバイオリンのカンニャークマリさん!
かっこいいのです!
参考に、KannyakumariさんとEmbar Kannanさんのヴァイオリンデュオの動画(YouTube)
さて、チェックインに遅れるのは御免なので、コンサートを残り30分くらい残して宿に戻り、大家さんに挨拶。
二日後くらいにバトンタッチでここにくる明さんたちに新聞やコンサートのスケジュールを残して、ついにCBCから出発!
今日というか、明日というか、25:30の飛行機に乗るのだ。
重い重いトランクとバックパックといっしょにオートで出発!
しかし、この時は、このトランクがあんな事態を巻き起こすとは少しも思っていなかった…
飛行場に向かうオートの中で外の景色を見ながら短い旅の思い出に浸り、ちょっと寂しくなる。
いつものことだけど、毎回寂しい時間。
インドの空気が名残惜しい。
そして空港についた!
かなり早めに着いたので、カウンターが開くのをまって、即チェックイン!のはずが………
前にタイ航空で帰ったときはこんなことなかったのに!!
35000ルピーもあったらもう一回インド来れるよ!!
空港のゴミ箱にダッシュして、重いものや、そんなに要らないものをどんどん捨てまくった!!
掃除のおばちゃん大喜び!!
まだ10キロ。
でも、アドバイスをもらった。
5キロは手荷物にできるとして
あと、何を捨てたらいいんだ。
あ!トランクが一番重いじゃねえか!!
中身を全て布バッグに映して
トランクごとゴミ箱の上にポーン!!!!
ゴミ箱からバウンドして外で待ち合わせしてる人にちょっとぶつかって、謝った。
なんとか24キロで収まった!!
布バッグは「ラップでぐるぐる屋」で包んでもらって機内預け成功!!
ああ〜〜〜〜〜〜〜〜!!最後の最後でまたやった〜〜〜〜〜!!!
惜しくも捨てた(ゴミ掃除のおばちゃん達にもらわれた)物達に、合掌。
こうして今回の10日足らずの旅行が無事(?)終了。
チェンナイとバンガロールだけだったけど、夢の日々だった。
毎日コンサート漬け、サンバル漬け。
ミュージックシーズンのチェンナイって、この世の天国かもしれない。
今回のインドでも、たくさんの人のお世話になった。
本当は全員にハグして感謝したいくらい!!!
旅先であったみなさん、ミュージックシーズンのことをいろいろ教えてくれた井生明さん、毎回チェンナイのことを教えてくれるちりさん
バンガロールでひさしぶりに再会したバルン、ともこさん、こどもたち
そして、うちで待ってくれてたうちの奥さん、
みんなに大感謝!!!
そして、チェンナイ、バンガロール、インド!!!
どうもありがとう〜〜〜!!
次回は!3月にまた行きます!ナマステインディアのくじびきで当たった航空券で。)