あんまり寝付けなかった…
さすが飛行機でビール×5、ワイン×2飲んだからかな…
朝早く起きすぎてしまったが、とにかくハラペコ。
まずはメシだ!!
あと、ハブラシとか石けんとかも買わなきゃシャワーも浴びられないや。
今回の宿は、去年のチェンナイで知り合って意気投合!
その後、日本に帰ってきてからは一緒にイベントをやったりしている
『カルナーティック音楽のソムリエ』井生明さんが住んでいたゲストハウス。
通称『CBC(チェンナイ ベース キャンプ)』!!
場所はT.T.Kロードの『ナーラダ ガナ サバー』という大きい集会場というか、ホールの真向かい。
ナーラダ ガナ サバー
ミュージックシーズンの本番はこれからなので、飾り付けとかしてる最中。
サバーというのは、それぞれのコミュニティ、またコミュニティの集会場でもあり、文化の発信地としてカルナーティック音楽(南インド古典音楽)
のコンサート会場であるので、カルナーティック音楽を追っかけるには絶好の場所。
事前に明さんからチェンナイのサバー情報を教えてもらってたので準備万端!
地図を作って初めてのミュージックシーズンに挑むのだ!
今回の初南インド料理はマサラドーサでした。
カスタードアップルは別名『釈迦頭』なんです。
パカっと開けたらこんな感じ。
インドに来る前に、FaceBookでラジニカーントファンのチェンナイっ子と知り合った。
「チェンナイに来るなら電話してよ。」と言われたので電話してみると
「昨日タレイバル(ボスという意味で、ラジニファンはラジニのことをこう呼ぶ)の誕生会で、会ってきた!いっしょに写真撮った!」
と自慢してくれました。
「明日一緒にタレイバルに会いに行こう!」と言われた。
ええ〜!本当なのかっ!?本当ならすごいなあ。うれしいなあ〜!
ラジニ誕生日看板!
ラジニ誕生日張り紙!
その後、チェンナイミュージックシーズン情報のために新聞『The Hindu』を買ってきた。
トップ記事はラヴィ・シャンカルの訃報。
新聞は何ページもラビ・シャンカルについて紙面を割いていた。
ビートルズにも影響を与え、シタールを世界に知らしめたラヴィ・シャンカル。
くしくも南インドの人間国宝、歌姫『M.S.スップラクシュミ』と同じ命日。12/11に亡くなりました…。
そういえば、前にインドに来た時はサイババが亡くなったし、変なタイミングだなあ…
いやいや、おれのせいじゃないよ!
ラヴィ・シャンカル90歳越えてたもん!
大往生。
ところで、急に話は変わるがチェンナイの町中の『ジャヤラリタ看板』の多さが凄い!
選挙期間でもないのに!
こんな感じでドーン!
こっちは壁画がドーン!
道路にもドーン!
お昼は、チェンナイに住んでいる日本人のちりさんとランチ。
日本からのおつかいもあったので、頼まれものを渡すついでに、タミルの伝統的な料理や、忘れられた料理を
発掘していた料理人Jakobさんのお店に行ってきた。
実は、Jakobさん、先日若くして病気で亡くなったばかり。
お店もしばらく閉じていたらしいのだけれど、再開したのでした!
場所はチェンナイの最先端を行くヌンガンバッカム。
食前ジュースのパーナーガム。
ドラムスティックのスープ!
肉!
なんんじゃこりゃ〜!
ばーん!
どどーん!
おでんの具!?
あま〜いの。
あま〜いの2
鍋。
ジェイコブさん。
食べた後は、ヌンガンバッカムのおしゃれなお店を見学。
ちりさんと別れて、T-Nagarへ。
パナガルパークのサリー屋さんNalli Silkでミュージックシーズンのスケジュール帳をゲット!
お店の人に言ったら笑顔でくれて、さらにラーガの本ももらっちゃった。
太っ腹!うれしい〜!
さっそく、スケジュールをチェックしてコンサートに行くぞ!
.
このお高そうなお店がNalli。支店もいっぱいあります。
ミュージックシーズンのスポンサーでもあります。
でっかい豆がなる木があった〜
パナガルパークの近くにある大きなサバー『クリシュナ ガナ サバー』を下見。
Nalliの名前がいっぱい書いてある!
スケジュールを確認して、最初のコンサートは『サンジャイ・スブラマニヤム』に決めた!
事前情報から、すごい人だってチェック済みなのだ
サバーはクリシュナ ガナ サバーではなくてNungam Bakkam Cultural Academyと書いてある。
探して行くとRamarao Kalyana Mandapという場所だった。
Chennai Cultural Academy(@Ramarao Kalyana Mandap)
学校の敷地にコンサートホールがついている。
夜19:00〜なのに、かなり早く着いちゃったので、チケットを先に買った。
いい席のチケットとっちゃった。
前から10列目!750ルピーの席。
席はもう確保したので、T-Nagarを散歩。
そしたらポンディバザールで路上合鍵屋を発見。
早業!!あっという間に合鍵つくっちゃう!
さて、ぶらぶらしまくったので、会場にもどろう。
コンサート会場には軽食を出すキャンティーンが付いてる。
ドーサも焼いてるよ!
この、キーライワダ(青菜の入ったワダ)が薄くてカリカリで、すっごくうまかった!
もちろんイドゥリもうまい!
キャンティーンの料理、レストランより旨いんじゃなかろうか…
また始まるまでに時間があったけど、みんな会場に入って行くので、リハーサルかと思って入ってみた。
リハーサルも見放題なのかあ!
しかし、リハーサルにしてはしっかり演奏してるし、お客さんもちゃんと拍子とったり、拍手してるなあ。
そして、終わった後
始まったらメンバー全員違うからびっくり!
じゃなくて、こっちがサンジャイスブラマニヤム!!
リハーサルじゃなくて、前の人の演奏だった!
初めてで勝手が分からなかったけど、どうやら同じ会場で朝昼晩とコンサートをやっていて、前の演奏はフリーコンサートだったみたい。
なにはともあれ、待望のナマのカルナーティックコンサート(カッチェーリ)を初体験!!!!うう〜〜〜!大興奮!!
Vocal:Sanjay Subrahmanyam
Violin:Nagai Murali Dharan
Mridangham:Neyveri Venkatesh
Kanjira:Venkara Ramanan
歌いながらのアクションが激しいのもまたカッコよかったー!!
たっぷり3時間、魂がぶるぶる震えるーーー!!!
なぜか、前に夢でみたことがあるような、不思議なデジャヴを感じちゃった。
夢のような時間だった。
参考にサンジャイさんの映像をどうぞ〜!