オレインド2009

これは、2009年4/24〜5/9までのインド旅行中に描いていた日記のほぼ丸写しです。

9年振りのインド旅行で、インドもいろいろ変わっていました。

Rs.はインドの通過『ルピー』、今回はRs.1=2円くらいでした。

最初に行ったときは3.5円、二回目では2.5円だったので、随分安くなってると思いますが

物価は初めて行ったときの5倍くらい(またはそれ以上)になっていました。


 

4/24〜25『9年振りにワナッカム!』

 

キャセイパシフィックという初めての航空会社を使った。

前回はマレーシア航空

その前はエア・インディアときて

こんどはホンコンの会社なのだ

ナリタでのキャセイの受付のお姉さんは美人サンばかり!

これからインドに力をいれるぞ!というやる気が感じられる。

アジアマイルの受付もしちゃいました。

空港に早く来すぎてヒマヒマになる。

やっと飛行機が飛んで香港へひとっ飛び。

 

機内食は中華料理。

まだインドは出ないぞ〜

 

今度は乗り継ぎのホンコン空港でヒマヒマ。

すごい広い空港で迷い歩きまくっても、それでもヒマヒマ

 

機内食を食べてハラいっぱいなので、香港空港の中華は見るだけでガマン。

いちおうカレーチェック

 

カツカレーだ。

 

マドラス(チェンナイ)行きの飛行機は99%インド人。

昔は隣のインド人と話して盛り上がったものですが

今回の隣の人はクールな感じで、もの静か。

機内食はベジを選んでみた。

アルゴビとパーラクパニール、そしてライタがでました。

機内食には、なぜ丸パンと果物とチョコがつくんだろう。

 

 

チェンナイに到着すると、すでに成田を出てから10時間以上経っていました。

空港では少しの東アジア人が中国人か日本人かなかなか分かりません。

チェンナイの空港は9年前よりずっとキレイになっていて、いまでも工事していました。

インドがガラッと変わっているというのは知っていたけど、最初からその予感がしてきます。

 

入国審査で並んでいると、偶然前にいた二人組が日本人でした。

スピリチュアル好きそうなマダムと、その弟子というか後輩的な女子の二人組。

深夜1:20(日本時間4:50!長かった…)着だったのでプリペイドタクシーをシェアして市内へ。

アンバサダーのタクシーがうれしいです。

 

なんとかドライバーに空いてるホテルを探してもらいました。

三人部屋のでRs.350。

Chennai Guesthouseというところに泊まりました。

なかなか落ち着かず、ウンコ出ず。

眠れず。

早朝起きたら、スピリチュアルさんがヨガやっててびっくりしました。

この人達、寝ないでヨガやってたみたいだ…

 

朝、ホテルの近くをふらふら歩いてみた。

ホテルはチェンナイ中央駅の北にあるミントストリートという辺り。

金物屋がたくさんある路地があり、ターリーを作るとこも見た。

ガンガン叩いて作ってます。

インドのステンレス食器が山ほどあってついつい欲しくなるけど、まだまだガマンだ!

寺院や野菜の市場もあってとてもおもしろい。

インドに来たぞって感じです。

神様壁画。

インドではいたるところに壁画がある。

すごく上手な絵もへたっぴな絵もあるけれど、どれも味があって大好き。

小さいガネーシャ祠

 

ガネーシャ寺院のゴプラム(門塔)。

南インドといったらゴプラムです。

ここは小さいながらユーモラスで可愛い。

南インドのティファン『アッパム』を焼いてるおじさん

そのおじさんとコンビのコーヒー入れてるおじさん。

奥で皆さん朝ご飯中です。

 

野菜の市場で魔除けの鬼の顔が描いてある冬瓜発見。

ドラムスティックとか日本にないウリとかを見ると心が躍ります。

街路樹にタマリンドやカレーリーフがあったりして大コーフン!

さすが本場!

古いヒンドゥー寺院。

ミントストリートはマドラスでも一番古い地域らしいです。

 

ホテルに戻ったら、スピリチュアルさん達をつれて朝飯を食いに行きました。

ブラブラ歩いて、良い感じのお店発見!

店頭のメニューを見ると

イドゥリにドーサ、ポンガルと、定番ティファンが揃ってます。

二人の分も決めて欲しいというのでワダ、ポンガル、ラヴァドーサ、オニオンウッタッポンを頼みました。

ポンガルとワダ

ラヴァドーサ(ちょっと食べてから写真撮ったので欠けてます)

オニオンウッタッポン

 

頼みすぎたような気がします。

ラヴァドーサとかウッタッポンとか、でっかい!

しかしどれもこれも、さすが本場!ウマイ!

サンバルは自分では100回に一回作れるかってくらい会心のサンバルを標準で出してきます。

チャトニ類も甘いと思うと、しっかりピリッとアクセントがついておいしい!

しょっぱなからいいの食いました。!

 

〜今日食った朝飯&昼飯〜

その後、チェンナイ中央駅で電車の予約をしたり、両替につきあったりした。

移動はやっぱりオートリクシャ(タミルでは『アト』と呼ぶ)

客待ちしているのより、流しているやつのほうが断然いい人がおおいです。(英語通じない場合が多いけど。そんなときこそタミル語でがんばる!)

このおじさんも感じいい人でした。

これはサイクルリキシャ。

ドライバーのかわりにヤギがたむろしてます。

街角のガネ様

スーパルスター ラジニ・カーントの壁画発見!!

ぼくはラジニの映画が大好きなので嬉しいです。

日本人もだいすき『踊るマハラジャ』のラジニ・カーントは、タミル人にとって本物の英雄!

インドの映画のことを知っていると、話が盛り上がります。

今後もラジニ壁画みつけたら残さず撮らなきゃ。

コブ牛かっこいい。

駅前でハヌマーンの路面画を発見。

よく描いてます。

インドの人は絵心があるんだなあ。

看板も基本的に手描きで、とてもいい!

フレッシュジュース屋

マンゴージュース飲みました。もちろんうまい!

奥は揚げ物屋。

ワダが超大量!

 

コーフンしすぎて歩き回ったら腹減った。

昼はやっぱりミールスです。

駅の近くの『CENTRAL HOTEL』という店に入ってみました。

インドではHOTELといっても食堂の場合がほとんどです。

ドカ飯大迫力のミールスはもちろん食べ放題。

スピリチュアルさんたちは、なぜか飯食わず。

寝ないし飯食わないし、すげえなあ。

 

二人が「ティルヴァンナマーライという聖地に行きたいけど、いっしょにどうですか?」という。

ティルヴァンナマーライという場所には『アルナーチャラム山』という聖なる山がある。

実はもともと行きたいと思っていた場所だったので動向することにした。

 

コーヤンヴェードゥ地区の『CMBT』という巨大バスターミナルまでオートを飛ばして、長距離バスでゴー!

だいたい三時間半くらいで着くという話だったけど、なかなか着かない。

 

しかも近づくに連れて途中で急に天気が悪くなり

とんでもない強風がバスのなかに入って来た。

葉っぱが飛んで来て痛い!

さらに遠雷がどんどん近くなり、雨まで降り出す始末。

なんてこった、聖地の神様が来るなって言ってるんじゃないの!?

 

雨まっさかりのときに到着!

スピリチュアル二人はアシュラムに泊まるということだったが、ちょっとスピリチュアルな雰囲気に着いて行けずに気が進まない。

それでも「アシュラムの人に聞いてくる!」というので待ってみたら

「ここは真面目なアシュラムだからちゃんとした巡礼者しか泊めません。」と言われた。

だから言ったじゃん!

「さいならー!」

と元気に別れたけど、雨の中でほっぽり出されて正直ちょっとイヤな気分。

 

なんとかオートにつれていってもらってホテルを見つけた。

『ガネーシャロッジ』というホテル。

メンドクサイから部屋をみてすぐOKしたけれど…

 

部屋は網戸が無いので蛾が入ってきます。

便所共同のうえシャワーなし。

仕方なく便所の水道で水浴びしたよ。

そんな部屋の名前が『VIP2』

とんでもねえVIPだぜ!

電気を消せば見えなくなり、いなくなる蛾。

しかし、つけるとすぐ蛾。

扇風機で蛾を吹き飛ばそうとすると、ベッドや床に張り付く蛾。

この日記書いてるときも、蛾だらけです。

 

夜だけど散歩でもしようかと歩いていると、道路ででっかい音がして、何かやってる。

うるさいなあ。

と思って見てみると、選挙のための集会をやっていた。

すごい熱気だ!

ちょっと歩くと有名な『アルナーチャレシュワラ寺院』があった。

ラジニ・カーントの映画『アルナーチャラム』はここの寺院が出てきます。

中はすごい彫刻でため息が出るばかり。

でもここは有名な観光地。

いつの間にか勝手にガイドがついてますよ。

押し売りガイドに着いて行くと、異教徒立ち入り禁止だと思ったのに、全部の部屋に行けました。

僧侶の祝福もたくさん受けて、額が灰でまっしろ。

お賽銭の小銭がどんどんなくなります。

その間も、『ああ、あとからガイド代要求されて交渉になるんだろうなあ〜』と、ちょっとブルーな気持ちになります。

で、やっぱりガイド料とられちった。

「Rs.200ちょうだい」

「50!」

「170!」

という感じでやりあって、結局150で落ち着きました。

払いすぎたかな。

でも、まあいっか。

疲れるとダメだなあ。

それにしても、一日目から飛ばしすぎた!!

 

前の旅行でも「疲れたら楽しくなくなる」と分かっていたので、ゆっくりすることにしよう。

 

夕食はホテルの1Fにある『サラバナバワン』で初のイディヤッパン!

米の粉でできた蒸し麺を手で食べる不思議。

右下のかたまりがイディヤッパン。

なんと三枚重なってます。

付け合わせはサンバル、トマトチャトニ、タマネギライタ、ココナツチャトニ、ベジタブルクルマ。

どれもうまかったー。

 

もうヘトヘト!

蛾のいる部屋でおやすみなさーい!

 

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